こんにちは、ガリオ(@gariodouga)です
不思議な世界観を持つアニメは数多く存在しますが、その中でも最も僕を魅了したアニメがあります。
それは【四畳半神話大系】というアニメです。
僕は色んなアニメをよく見ますが、【四畳半神話大系】ほど「このアニメの世界に入ってみたい」と思わせた作品は他にありません。
それほどまでに、このアニメに魅了されてしまいました。
四畳半神話大系とは
原作は、森見登美彦先生による日本の小説です。
2010年に※『ノイタミナ』にてテレビアニメ化しました。
アニメ制作会社は【マッドハウス】
監督は、アドベンチャー・タイムやピンポンで有名な湯浅正明さんが務めました。
※フジテレビなどにおける、日本に深夜アニメ放送枠の名称。animation(アニメーション)をさかさまに読んだもの。
あらすじ
主人公の「私」は非モテの大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたが、現実は上手くいかない。主人公の「私」を取り巻く様々な登場人物が「私」の青春ストーリーを面白おかしくしていく。
「もし、あの時別の選択をしていれば…。」「大学生活をやり直したい」そんな思いを抱く「私」が平行世界の中で繰り広げられる、滅法おかしく、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリーを駆け巡る話。
簡単に言うと
(あんまり簡単にまとめられてないな…。)
四畳半神話大系の魅力
ここから先は、四畳半神話大系の魅力について紹介していきます。
圧倒的テンポの良さ
ナレーションがものすんごい早口!!
よく噛まないでこんな長いセリフをスラスラ言えるな…。って思うほど早い。
っていうか実際何度もミスしてやり直しになったって公式に書いてあった(笑)
正直ここは好き嫌いが分かれると思うけど、僕は好き。
場面のシーンの切り替えもめちゃくちゃ早いから、最初は付いていくのが大変かもしれないけど、このテンポの良さが視聴者を飽きさせない!
ちなみに、ナレーションの口調は
~である。
~ではないか。
~であろう。
~であった。
~だろうか?
~してしまった。
~かもしれない。
みたいな感じで、自分のことなのにどこか他人行儀な感じで進みます。
個性的なキャラクター
アニメに出てくる登場人物はみなどこか現実離れしており、独特のムードを漂わせている。
僕の一番好きなキャラが、上の画像の『樋口師匠』なんだけど、このアゴの異常な発達ぶりを見てくれ。面白いくないか?アニメずっと見てるとこれが当たり前になってくるからさらにおもしろい。
ちなみに『樋口師匠』は大学8回生。常に悠然と構えていて、神秘的な気配と高貴さと暢気(のんき)な笑顔を湛える(たたえる)
普段はふざけていて、どこかつかみどころのない、そのイリュージョンのようなキャラの『樋口師匠』が大好きだ。
僕も樋口師匠のような存在になってみたいと思うけど、なってみたいと思っている段階で『樋口師匠』の器ではない。哀しい性(さが)だ。
カラフルな画風
基本は、白や黒、灰色といったモノトーンなんだけど、時々、蛍光色を多く取り入れたカラフルな画風が差し込まれるので視覚的に強弱があって僕はものすごく好き。
ノスタルジックな世界観
舞台は京都なので、どこか懐かしいノスタルジックな印象を受けるのですが、それと同時に古さと新しさが混在する世界観が描かれています。
この感覚は唯一無二のものなので、他のアニメに例えることは出来ません。
機知に富んだ文章表現
正直言って、ここが一番の見どころです!!
表現が秀逸!!!!
どんな人生を歩んできたら、こんなに多彩な比喩表現が出来るのであろう。
もうね、ユーモアセンスというか、凡人の想像では到底生み出せないような表現がめちゃくちゃ出てきます!
独特の表現から生み出される世界…
これが森見ワールド…。って感じです
小難しいようなんだけど、分かりやすい。
痛快な文章表現に魅了される人は少なくないと思います。
吉田寮がモデル
吉田寮とは?
京都大学に実在する、築104年、日本最古の現役学生寮です。
OPで流れる映像には、この吉田寮が映っています。
ちなみに、今現在(2018年4月22日)吉田寮は、京大当局と【吉田寮取り壊し問題】にてめっちゃもめてます。
吉田寮は寮生による完全自治寮なので、他の大学と違って学生が本気で大学側と戦っています。Twitterで随時更新情報が見れるのでおススメですよ。
ってかそもそも、吉田寮の存在自体がイリュージョンなんだけど現実に存在しているから否定のしようがない。
僕はこの【四畳半神話大系】を観て吉田寮に強いあこがれを待ったので、実際に行ったことがある。

これがその写真。2017年の12月3日だった気がする。
雰囲気がマジでヤバい。。。
本当に人が住んでいるのか??って感じ。こっちがアニメの世界で、アニメが現実の世界であると勘違いするほど存在感があった。
100年感ずっと時が止まったまま。っていう表現の方が正しいかな。
時代や世界が変わっても、あの場所はいつも変わらない。そんな安心感さえ与えてくれた。
別に僕は京大生ではないので、懐かしいも何もないんですけど、部外者の僕でさえも包み込んでくれるような温かさが、そこには確かにあった。
【四畳半神話大系】の魅力のまとめ
- 圧倒的テンポの良さ
- 個性的なキャラクター
- カラフルな画風
- ノスタルジックな世界観
- 機知に富んだ文章表現
- 吉田寮がモデル
これらすべての要素が詰まって、トータルで【四畳半神話大系】を生み出している。
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そんじゃさいなら!